Excel研修

Excelスキルの目安は

Excelが使えるかどうか

Excelの研修を実施するにあたって、受講者の方々のExcelスキルレベルをある程度確認する必要があります。そしてスキルレベルの目安として、よく挙げられる項目のひとつに「VLOOKUPが使えるかどうか」があります。VLOOKUPが使えると初級レベルはクリアしているという判断です。

Excelスキル

VLOOKUPが使える人は、基本的な操作や数式の入力、関数の基本はできていると言えますので、研修を実施するとしても、中級編からで問題ありません。(独学で進めてきたので基礎から確認したい、というケースもありますが)

逆に言えば「VLOOKUPは使ったことがない」「使ったことはあるけどあまり自信がない」という方は初級者レベルということになります。ですので、初級者レベルの方がスキルアップを目指す場合「VLOOKUPを使えるようにする」というゴールを設定することも多いわけです。でもなぜVLOOKUPなのでしょうか。

これは、VLOOKUPが実務で非常によく使われる関数であることに加え、VLOOKUPの引数を理解しているということは、他のいろいろな関数を利用するためのベースができていると言えるからだと思います。また、ExcelでイメージしやすいSUMなどの「計算」と違って、「検索」という概念になるので、Excelの関数を理解するステップとしてもちょうどいいのかと思われます。

Excelスキル 中級レベルになるためには

Excelスキル

VLOOKUPが使えるようになると、ひとまず初級レベルはクリアと言えますが、もう少しステップアップするためには何が必要となるのか。関数やピボットテーブルなど、いろいろありますが、考え方としてひとつ挙げたいことは、「作業用のセル(または行や列)を使えるかどうか」です。

この「作業用のセル」を使うという考え方は、Excelを使用するうえで非常に重要になってきます。ごく簡単な例で言うと、消費税を計算するのに「=A1*0.08」とするのか、「=A1*B1」としてB1セルに”8%”と入れておくか、です。

これは、セル参照というExcelの基本概念をしっかり理解できているかどうかの目安になります。この点はExcelの根本的な考え方につながりますし、実務でも大きなポイントになってきます。

単に関数の使い方やExcelの機能を覚えるのとは違って、より実践的な考え方になってくるため、初級レベルからのステップアップにはこのあたりを組み込むのがよいかと思います。

Excelスキル アップのための講習

内定者向けの研修も(2)

メリットのある内定者研修ですが、企業や内定者に負担がかかる部分もないわけではありません。

内定者の方々にとって、集合研修はスケジュール調整の必要もあります。特に遠方に住んでいる人にとっては、場合によっては宿泊が伴う場合もあります。企業側は、研修自体の費用の他に、交通費や宿泊費の負担も発生します。

その点を解消する方法として、Eラーニングや通信教育などがあります。

アップナレッジではIT研修について、課題のファイルを送って、対象者に取り組んで頂き、回収後、採点とレポートを行う「スキルチェックプログラム」もご用意しています。

内定者研修のメリットは、

  • 内定者は、求められるスキルレベルを事前に把握し、準備を行うことで不安を解消できる
  • 企業は、事前に内定者のスキルが見えることで、今後の研修計画や育成計画に活用できる

といったことがあります。

スキルチェックはExcelとPowerPointの初級者向けによくご利用頂いています。ご要望に応じてアレンジしていますので、担当者までお申し付け下さい。

内定者向けの研修も

内定者研修のメリット

アップナレッジでは内定者研修も行っています。特にOfficeソフト系の基本スキル研修は人気の項目です。

Excelをはじめ、パソコンが苦手と感じている学生さんも多いものです。内定者の方々は「どこまでのスキルが要求されるんだろう」という漠然とした不安を持っています。実際、内定者研修や新入社員研修を実施後のアンケートでは、「不安が解消された」「業務に活かしていきたい」といった声が多く寄せられます。

内定者の方々は研修を通じて求められるスキルレベルを把握し、自分の足りないところや入社前にすべきことが見えてくるようになります。

また、企業側は研修の実施により、内定者のスキルが見えるようになります。業務に必須となるPCスキルを確認し、大きなバラつきがないように底上げを図るなど、今後の研修計画につなげていくこともできます。

他にも、集合研修により同期入社の人たちの交流が深まることもありますし、会社をより知ってもらうこともできます。

アップナレッジでは内定者研修や新入社員研修など、ご要望に応じて研修計画から実施までサポートしています。お気軽にご相談下さい。

MacでもExcel研修を受講できます

アップナレッジではMacによる研修も受付中です。ご要望の多いExcelをはじめ、PowerPointやメール研修も行っています。

Mac版のExcel研修もお任せ下さい

Excel研修を行っている研修会社はたくさんありますが、Mac版のExcelとなると、非常に少数となります。またMacに関しては、WindowsとMacの違いはもちろんのこと、Office for Macでも2011と2016での違いなどもあり、Windows版のようにカスタマイズができないケースもあるようです。

アップナレッジでは、機能やメニューはもちろん、ショートカットキーなども解説していますので、MacユーザーにもWindowsユーザーと同じように効果的な研修となっています。

WindowsからMacに移行したユーザーも安心です

WindowsからMacに移行した方は、はじめは戸惑うことも多いものです。

ショートカットキーで言うと、たとえばOffice for Mac 2011の場合、

  • WindowsのExcelでセル参照の切り替えは”F4キー”ですが、Macでは”command + T”
  • WindowsのExcelでセルの編集は”F2キー”ですが、Macでは”command + U”

など、Windows版と異なる点もいろいろとあるため、Windowsに慣れている人にとってその違いは日々の作業に大きく影響します。また、それらの違いをひとつひとつ確認していくことも大変です。

他にもどうしても操作性が変わってくる部分もありますので、やはり業務でMacを使っているのであれば、Macで研修を行うのがベストであることは言うまでもありません。Macでも効率的にExcelを使っていきたいものです。

新入社員向けIT研修、何をやっている?

新入社員研修では、やはり基礎スキルの研修がメインとなりますが、 新入社員向けIT研修 の中でも定番の人気カリキュラムは、Excel研修です。続いてPowerPoint研修とWord研修となっています。またビジネスメール研修も増えています。

アップナレッジで実施した新入社員研修、内定者研修の内容を実施時間数で見てみると、Excel研修、PowerPoint研修の次がビジネスメール研修となっています。

社会人としてビジネスメールの基本をしっかりと身に付けてほしい、というご要望が増えていることもありますし、Word研修に使う時間が他に比べて短いことも多いため、割合としてもビジネスメール研修の時間数が大きくなっています。

新入社員向けIT研修

Excelは前述のとおり定番研修となっていますが、業種や職種によらないベーシックスキルとなっていることがあります。PowerPointはある程度、必要とされる職種が絞られることもあるため、時間数は少なくなるものの、カリキュラムに組み込むことが多い状況です。Wordについては、通常のビジネス文書を作成するための操作はできる人も多いことから、時間数的には他に比べて少なめです。

もちろん業種や職種によって変わってきますが、新入社員向けIT研修 においては概ね上記のような割合で行われることが多いと思います。研修に使う時間や費用を有効に活用できるよう、必要な研修を必要なだけ、効率的に実施したいところです。