エクセル研修のメインとなる項目はやはり「関数」です。
表計算ソフトであるエクセルにおいてはいろいろな関数が用意されていますが、エクセルのバージョンが上がるにつれて関数も少しずつアップデートされています。
そんななかで大きなインパクトがある関数が「XLOOKUP」です。
XLOOKUP関数は、エクセルで非常によく使われるVLOOKUP関数の進化版です。
XLOOKUPとVLOOKUPの違い
XLOOKUPとVLOOKUPの違いはいくつかあるのですが、例えば以下です。
- VLOOKUPでは”列番号”を指定するが、XLOOKUPでは列番号の指定が不要。
- VLOOKUPではIFERRORでエラー処理をするが、XLOOKUPでは”見つからなかった場合”として指定可能。
- VLOOKUPでは完全一致を指定するが、XLOOKUPはデフォルトで完全一致。
こんな感じでVLOOKUPよりもかなり使いやすくなっています。
エクセル研修では?
となるとVLOOKUPはもう使わなくてもいいという話なんですが、エクセル研修においてはまずVLOOKUPを見ていきます。
なぜかというと、やはりまだVLOOKUPが主流だからです。
XLOOKUPを使えるバージョンが限られている(※)こともありますし、以前作ったファイルではVLOOKUPを使っているものがほとんどでしょう。
なのでVLOOKUPを知らないわけにもいかない。
ということで、現状、エクセル研修においてはまずVLOOKUPを身に付けたうえで、XLOOKUPを見ていくという流れにしています。
もちろんカリキュラムはカスタマイズ可能なので、ご要望に応じてそれらの関数を組み込んでいくことができます。演習を通じてVLOOKUPもXLOOKUPもマスターしていきましょう。
(※) XLOOKUPはMicrosoft365かExcel2021で使用可能。Excel 2016, 2019は不可。
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