実施日程・スケジュール
研修の実施形式は、1日研修、半日研修、◯分×◯回など、いくつかのパターンが考えられます。既存社員向けの研修では業務との兼ね合いもありますし、新入社員研修では他の研修との調整が必要になります。同時に、会場の空き状況も確認する必要があるため、早めに準備を進めたいところです。
研修効果の面では、1日研修か複数回に分けて実施するかで、それぞれメリット・デメリットがあります。
※参考記事
>>1日集中か複数回に分けて実施するか
また、例えば、グループワークがメインであれば、まとまった人数と時間が必要になるので1日研修が適していると言えます。もし少人数でスケジュールの調整もしやすいようであれば、複数回に分けて反復するほうが効果的です。最も研修効果が高くなるのはどの形式か、これも研修の目的を明確にすることで見えてくると思います。
そして、当然、自社の繁忙期も避けて実施することになりますが、外部に研修を依頼する場合、時期によって混み合うこともあります。3、4月や9,10月あたりは新卒や中途入社も集中しますので、特にその時期に実施を検討している場合は、講師の手配や会場の確保は早めに行ったほうがよいでしょう。そのためにも年間の研修実施計画を立てて進めることが大事です。