テレワークやオンライン会議の普及などとあわせて、社内研修においてもMicrosoft TeamsやZoom,Google Meet,Webexなどを使ったオンライン講習が主流となってきています。
アップナレッジのオンライン講習は、基本的に対面で実施する場合と同様です。講師画面を共有しながらの説明や演習用のファイルを使った実習など、内容や進め方は対面での講習と変わりません。
オンライン講習 のメリットは、下記のようなものが挙げられます。
オンライン講習のメリット
- インターネット環境があればどこからでも受講できる(全国の支社や自宅からも参加可能)
- 多人数でも実施しやすい(座席数などを気にしなくてOK)
- 講師画面が見やすい(集合研修では席によってスクリーンなどが見づらい場合も…)
- 会場の手配が不要(会議室を押さえなくても大丈夫)
- 講師の出張費用や社員の移動費用がかからない(コストを抑えられます)
反対に、デメリットもあります。
オンライン講習のデメリット
- 講師が受講者の様子を見ることが難しい(講師は一定のペースで進行していくことになる)
- 受講者同士でコミュニケーションを取ることが難しい(基本的には一人で画面に向かう)
- ネットワークの速度やPCのスペックに影響される(特に自宅で受講する場合)
- 講習中はずっと画面を凝視することになる(疲労で集中力が続かないことも…)
デメリットとして講師と受講者、または受講者同士のコミュニケーションの部分がありますが、使用するツールによって、チャットや「手を挙げる」、グループ分けする、といった機能を使うことで補うこともできます。
また、オンラインでも受講人数が10名以下など、比較的少人数で実施する場合は、集合形式とあまり変わらず講師が各受講者をサポートできます。講師から受講者に声を掛けて理解度の把握や進行ペースの調整をすることもできますし、受講者側も気軽に質問することができます。
集合研修においては、受講者同士のやり取りによって他部署の人との交流が生まれるなどの副次的な効果も期待されるものです。ただ、以前のように講師と受講者、あるいは受講者同士があまり活発にコミュニケーションを取るというのも難しい状況ですし、前述のようにオンライン上でグループ分けをすることもできるので、対面でもオンラインでもそれほど変わらないとも言えます。
また、オンライン形式の場合は講習中にずっと画面を見続けることになるので、休憩は多めに入れるようにしています。ひとつの講座を分割して日にちを分け、1回あたりの時間を短くするケースもあります。
なお、オンライン講習とは少しニュアンスが異なりますが、いわゆるTV会議システムを使った講習も可能です。本社と支社をつなぎ、それぞれの拠点から受講するイメージです。受講者は各拠点で密にならないように集まり、講師は本社にて対面で実施、各支店はTV会議で参加する、といった形式です。
社内のシステムやツールによりますが、集合形式・オンライン・TV会議、それぞれを組み合わせた形式も含めて、実施環境の選択肢が広がったとも言えます。研修の目的や内容によって、担当者が最適な実施形式を提案していきますので、お気軽にご相談下さい。