社会人として求められるビジネスマナーですが、業種や企業によって異なる部分もあり、なんだか分かりにくい、と感じる人も多いかと思います。
相手との関係によっては堅苦しい挨拶が好まれない場合もありますし、海外の方とのやり取りでは明確に文化の違いが出ることもあります。また、真夏のスーツとネクタイがクールビズの定着で変わってきたことなどから見ても、ビジネスマナーと言えども時代に合わせていく少しずつ変化していきます。
もちろん、ビジネスマナーにも基本はありますので、その部分はきっちりと身に付けなくてはなりません。ビジネスにおいてはいろいろな世代の人とやり取りすることもありますし、どの業界、業種でも共通するものがあります。例えば挨拶や名刺交換、電話応対などが挙げられます。
細かくひとつずつ見ていくとどうしても形式張った感じ部分もあるので、ややこしいと思われがちですが、ビジネスマナーの本質はあくまでも「相手を思いやること」です。相手を尊重し、相手に配慮する。そうすれば仕事もスムーズに進みます。
ビジネスマナーの研修においては、基本を身に付けるとともにマナーの本質を理解することが大切です。
そうすれば、どんな場面でも自信を持って対応できますし、世の中の変化にも柔軟に対応していくことができるはずです。
社会人の基礎となるビジネスマナーとその考え方をしっかり身に付けていきましょう。